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更新記録2005
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年月日   内  容
2005.12.9   「日本人の思想とこころ」に「8.歴史はミステリー(その3)−聖徳太子のナゾ」を掲載しました。
6〜7世紀の日本を「聖徳太子」を通して考えてみました。聖徳太子は非常になぞの多い方でありますが、ここでは、(1)原始キリスト教とのかかわり、(2)讖緯思想による日本歴史の構成、(3)6〜7世紀における倭国の外交政策の3点に絞ってみました。書いてみて、ナゾがさらに深まってきたように思われます。
2005.11.3   「日本人の思想とこころ」に「6.国際主義者たちの愛国 ―『ゾルゲ事件』をめぐる人々」を掲載しました。今回は、「愛国」の問題を「国際主義」との関連で考える題材として、ゾルゲ事件を取り上げました。この事件は、最近も篠田監督の映画になりましたが、米ソの対立の中で現在までいろいろと影響を及ぼしてきています。さらに、今後の愛国主義と国際主義のあり方にも多くの示唆を与える問題であります。
「日本人の思想とこころ」に「7.歴史はミステリー(その2) −4〜5世紀の倭国王朝」を掲載しました。「5.歴史はミステリー(その1)」では、国号が「日本」となった7世紀ころの歴史を書きましたが、今回はまだ『日本』になる前の4〜5世紀までの、「倭国」において「神」の名が付けられた3つの王の時代について書いてみました。日本書紀は紀年体で書かれていますが、粉飾が激しく、朝鮮、中国の歴史との突合せが難しい時代です。それをできる限り西暦で紀年の突合せを行い、倭国王朝の性格を明らかにしてみました。
2005.9.29   「日本人の思想とこころ」に、「5.歴史はミステリー(その1)−日本は、いつから「日本」になった?」を掲載いたしました。
今回は、『日本』という国号が登場した歴史的な過程を、その読み方と絡めて考えてみました。それまでの差別用語であった「倭」という言葉を嫌い、昇日の国「ニッポン」という国号を考えるまでは良かったのですが、日本書紀も古事記もそれをうまく説明できませんでした。そしてその後遺症は、千数百年後の現在まで続いており、これはまさに「ミステリー」そのものです。
2005.9.4   「どこへ行く、世界」に、「15.大国インドの登場−変貌する21世紀の勢力地図」を掲載いたしました。中国もインドも共に、19世紀から20世紀にかけて外国の植民地からの独立運動を戦い、その後に社会主義への路線をとり、さらに、終局的には1990年代以降に資本主義的市場原理の大幅な導入に踏み切りました。
その結果としての高度成長政策はかなり順調に進んでいます。中国とインドの人口を合わせると、世界の3分の1になる大国です。そのため、このままいくと21世紀の中ごろ、世界のGDP第1位は中国、第2位はインド、第3位EU,第4位アメリカとなり、世界の大国地図は一変すると思われます。
つまり21世紀は、圧倒的にアジアの世紀になることが予想されます。そのインドについて、日本人は従来、殆ど関心が薄く、知識を持っていませんので、今回、その政治・経済の全貌をできる限り分りやすく取り上げてみました。
2005.8.6   「どこへ行く、世界」に、「14. 中国の政治・経済の行方(3)−ケ小平・21世紀の夢」を掲載いたしました。中国の政治・経済が、毛沢東による「社会主義計画経済」からケ小平による「社会主義市場経済」へ移行してきた経過と、その市場経済が高度成長を達成してきた過程を詳しく解説しました。
更に、その結果として、21世紀の中ごろには、中国はアメリカをしのいで世界一の経済大国になると思われます。その可能性の検証を行いました。9月にインドの政治・経済を掲載する予定ですが、21世紀後半期には20世紀のアメリカ主導の世界から、中国、インドなどアジアが主導する世界に転換していくと思われます。合わせてお読みください。
2005.7.7   「日本人の思想とこころ」に「4. 極刑になった愛国者たち―2.26事件の顛末」を掲載しました。「3. 愛国思想」の続編です。2.26事件は、戦前の日本の「愛国思想」の頂点に立つ大事件であると思いますが、関係者はすべて極刑になりました。現在、問題になっている「靖国」思想にも大きく関わると考え、それを取り上げてみました。
「どこへ行く、世界」に、「13. ロシアの政治・経済の行方(2)−ロシアにおける市場経済化の軌跡」を掲載しました。ソ連の社会主義経済が始まってから、今回で3度目の「市場経済」の導入になります。最初のネップが比較的成功した以外、ロシア国民は「市場経済の導入」でかなり大きな被害にあい、1998年のロシア危機では終に「国家破産」しました。しかし世界的なエネルギー危機の中で、原油、天然ガスの輸出国であるロシア経済は急速に好転していますが、一方では、社会主義国といえないほどの「成金」が生まれて、貧富の差が激しくなっています。その状況を踏まえて、プーチン政権の今後を考えて見ました。
2005.6.11   「日本人の思想とこころ」に「3. 愛国思想―森鴎外風に考えてみる!」を掲載しました。
中国で4月に発生したデモのスローガンは「愛国無罪」でした。その意味は、「愛国」を目的にした行為であれば、日本の公使館や商店が破壊されても、それは「無罪」である、という思想であると思われます。戦前の中国のデモは、整然と行なわれるのが特徴であったのに、変ったものであると思います。このように普通の市民生活ではやってはいけない行為を、TVの前で平然とできる「愛国」とは何か?というテーマを、森鴎外の作品にからめて取り上げてみました。
2005.5.2   「日本人の思想とこころ」に「2.江戸時代の首都は多機能であった」を掲載しました。
前回の東京一極集中問題に対して、江戸時代の首都機能は、江戸、京都、大阪にそれぞれ分担されており、更に学問、文化などではその他の地方都市にまで機能分担がなされていました。この江戸時代の知恵を振り返って考えて見たいと思います。
「脳卒中の闘病記」に「(21)心房細動」を掲載しました。昨年8月、急に心拍数が増えたことを書きましたが、その原因が「心房細動」という不整脈の一種であることが分り、更に脳卒中の原因の多くがこの不整脈からきていることも分りました。
2005.4.10   ホーム・ページの内容に、新しく「日本人の思想とこころ −考え方の原点を探る」「スローリハ in アンジェ」の2項目を加えました。
「日本人の思想とこころ」の最初のテーマとして、「1.日本の首都はどこへ行く?−東京の改造と遷都問題の行方」を掲載しました。
日本の首都圏は近々、大地震に襲われる懸念が高まっています。その過密都市・東京の改造・遷都の問題は、既に40年もの間検討されてきましたが、災害における危険度の一層の高まりにも拘らず、問題の混迷は更に深まっています。この40年を総括してみました。
「スローリハ in アンジェ」は、障害を持つ人々が、最寄のフラワーパークを利用した、新しいリハビリのすすめです。全国的な活動の広場にしたいと考えています。
2005.3.5   「どこへ行く日本!」に、「12.関東大震災を本格的に支援したアメリカ 近づく東京、横浜大震災後の日米関係を考える」を掲載しました。先月の迫る東京、横浜大地震の続きとして、日米の外交関係に深刻な影響が齎されることを懸念しています。
2005.1.30   「どこへ行く、日本!」に「11.迫る東京・横浜大地震 ―その世界経済への影響を考える!」を加えました。2005年1月には、ドイツの再保険会社が、世界で最も自然災害に危険性のある都市として東京・横浜を挙げ、保険料を引き上げました。そこで現在、東京・横浜における巨大地震の発生確率を求め、関東大震災の経過を総括し、世界経済への影響を考えてみました。
2005.1.1   「どこへ行く、日本!」に、「10.平和日本のカタストロフ 第3部―"花見酒"経済の終焉」を加えました。日本経済の長期的な成長と循環を踏まえて、特に地価が経済成長に果たしてきた役割をとりあげました。
そして高齢化と人口減少が予想される現在、地価の傾向的低減を止めることは難しく、抜本的な経済政策の転換をはからないと、21世紀の日本経済は容易ならぬ事態を招くと思われます。
この日本経済の長期展望を今回は掲載しました。


 
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